順徳へ行こう! 順徳まで通勤する男の体験談
番外編1 順徳~香港往復
所用のため急遽香港へ行くことになった当日の朝、フェリーの時刻表をチェックしていると、編集長から「往復の交通費、200人民元以内」とのありがたいお言葉。そんな無茶な…と思いつつも、そういえば万怡酒店から直通バスがでていたことを思い出し、フロントで値段を聞いてみると、「香港九龍まで100人民元、約3時間です」とのこと。なんとか香港まで往復できそうだと一安心しながら、12時発のバスに乗ることにしました。
バスは途中、碧桂园(bi4 gui4 yuan2)など数箇所で乗客を拾いながら、一路香港を目指し、出発からちょうど2時間後に深圳皇岗の境界線に到着しました。陸路で越境する場合は、ここで一度バスを降り、出境手続きをすることになります。出境手続きを済ませると、再び同じバスに乗って今度は香港側の境界線である落馬州へ。

写真:皇岗の入り口
通常はここでバスを乗り換えるのですが、今回は香港直通バスのため、再び同じバスに乗って香港市街を目指します。この時点で既に15時30分。越境に約1時間半を要した計算になります。というのも、昼間の時間帯ということもあって、ビジター用レーンは大混雑。パスポートチェックに時間がかかってしまったためです。バスに乗車していた外国人は筆者を含めて2名、大陸居住者は専用レーンを使って一瞬で越境できるため、バスに戻ったときの皆の視線の痛いこと痛いこと…
幸いにもバスに置いていかれることはなかったので、気を取り直して最終目的地へ向かうことに。最終目的地、最終目的地…ところで、最終目的地ってどこですか!?
そういえば香港行きとは聞いていたものの、香港のどこへ行くかまでは聞いていなかったのです…
内心動揺しつつも、平静を装ってバスに揺られること約1時間、結局MTR太子(Prince Edward)が最終目的地でした。目的地は銅鑼湾(Causeway bay)のタイムズスクエアのため、そのままMTRで移動、16時30分頃にタイムズスクエアに到着しました。トータルで約4時間30分を要した計算になります。香港からの帰りのフェリーの最終時刻が18時ということを考えると、日帰り用というよりは香港一泊用のルートといえるでしょう。
タイムズスクエアで用事を済ませて時計を見てみると、既に17時15分。フェリーに乗れるかどうか微妙な時間です。そもそもフェリーは片道168香港ドル。予算をオーバーしてしまいます。そこで思いついたのは、KCRで罗湖まで移動し、徒歩で深圳に越境、バスで順徳へ戻る方法です。方法が決まれば早速行動、ひとまずMTRで尖沙咀まで移動し、そこからKCRに乗り換え。KCRの延長に伴って連絡地下通路もできました。迷わず移動できて便利です。KCR尖東からKCR罗湖までは約40分、36.5香港ドルです。終着駅がそのまま深圳との境界線になっており、越境目的以外でこの駅を利用することはできません。

写真: KCR罗湖 ホームの先が国境になっている
今回はビジター用レーンが空いていたこともあって、20分ほどで入境できました。ちなみに、罗湖の入境カードは独特で、入境カードと健康申請カードが一体化しています。
時計を見ると既に18時20分。ぐずぐずしているとバスがなくなってしまうので、バスターミナルへ向かいます。建物を出て左手の歩道橋を渡ったところが、第2話でも利用した長距離バスターミナル、侨社站です。18時10分のバスは逃してしまったので、18時50分のバス(70元)に乗ることにしました。バスの時間まで少しあるので、前回は利用しなかった待合室の食堂をのぞいてみると…高い!
さすが深圳、三鲜炒米粉(いわゆる普通の焼きビーフン、スープ付き)が20人民元もします。ここから順徳まで更に2時間かかるので、泣く泣く料理をオーダーしようと思ったら、何故かオーダーを受け付けてくれません?? どうやら入り口のレジで先払いをし、番号プレートを受け取って適当な席で待っていると、ウェイトレスが料理を運んできてくれるというシステムのようです。
食事を終えて待合室のCDショップをしばし物色。18時45分になったので、早めに良い席を確保しようとバスに向かってみると、なんと満席状態。18時以降のバスは早めにチケットを購入しておいたほうが無難そうです。最終的に順徳バスターミナルには定刻の20時50分に到着しました。
最後に、今回の移動費用の合計は…210人民元で予算を10元オーバー。KCRを使わずに路線バスで落馬州へ移動していれば予算内に収まったかもしれません。
次回? もう勘弁してください…
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