順徳へ行こう! 順徳まで通勤する男の体験談
第1話 香港国際空港~九龍~順徳
東京から順徳へは複数のルートがあります。代表的なのは香港ルートと、広州ルートです。今回は香港ルートから順徳へ入ることにしました。購入したチケットは香港ドラゴン航空の直行便。香港国際空港到着は19時15分の予定です。
香港から順徳へは、九龍(Kowloon)地区にある中国本土向けのフェリーターミナル、中港城(China Ferry Terminal)へ移動し、そこから発着するフェリーに乗るのが便利です。ところが、香港発の最終フェリーの時刻は18時。やむなく香港で一泊することになりました。
中港城に隣接したマルコポーロ・ゲートウェイ(The Marco Polo Gateway)は満室、ペニンシュラが経営するビジネスマン向けのホテル、カオルーン・ホテル(The Kowloon Hotel)も満室。さらに、編集長から「経費節約」とのありがたいお言葉もあり、ドーセット・シービュー(Dorsett Seaview)に泊まることにしました。一泊450香港ドル(+13% TAX)です。ホテル代の高い香港にしてはまずまずといったところでしょうか。
尚、香港のホテル情報ですが、HISで日本出発前に円で予約と支払いをすることもできます。

HIS ホテル予約センター
飛行機は定着どおり19時15分頃に香港国際空港に着陸、税関を抜けて到着ロビーに出たのは20時頃でした。ここから九龍(Kowloon)地区へ移動するわけですが、普段であれば機場快綫(Airport Express)で移動するところを、空港から市内への直通バス、機場巴士(Cityflyer)で移動することにしました。到着ロビーを右手へ進み、エレベータで地上階(日本の1階はイギリス流の香港では2階です)へ降りるとバスターミナルがあります。
ここからA21路線のバスに乗って、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)へ向かい、途中の油麻地(Yau Ma Tei)で下車します。料金は33香港ドル。車内の電光掲示板に、バス停の最寄りのホテル名が表示されるのですが、Dorsett SeaviewもYMCA等と一緒に表示されていました。バスは彌敦道(Nathan Road)の地下鉄(MTR) 油麻地駅の向かい側に停車します。ホテルはバス停から徒歩7分、天后廟のすぐ裏、彌敦道から一本西側の上海街(Shanghai Street)に面した場所にあります。15分ほど迷った挙句、目的地を見つけることができました。バスの進行方向に向かってそのまま彌敦道を進み、右手に公園らしきものが見えてきたら右折してください。
ホテルの近くにはコンビニ(セブンイレブン)やナイトマーケットの屋台もあり、下町気分を満喫できます。また、尖沙咀へもMTRで2駅ということもあって、観光にも便利かもしれません。部屋自体は東京や大阪のシティホテルと同レベルといった感じでしたが、フロントやドアボーイの対応は丁寧だったように思います。
翌朝、窓の外は生憎の雨模様。悩むこと数十分(優柔不断)、香港ショッピングはあきらめて、午前中のフェリーで順徳へ向かうことにしました。ホテルから中港城へは、MTRで尖沙咀まで移動してから徒歩という手段もありますが、荷物が多かったため、ホテルの前でタクシーをピックアップすることに。10分ほどで中港城に到着しました。尚、香港国際空港から直接中港城へ向かう場合は、場快綫(Airport Express)で九龍站(Kowloon Station)まで移動し、そこからタクシーを利用するのが良いと思います。
まずは、いつもどおりフェリー会社(CKS)のカウンターで順徳港(shun4 de2 gang3)までのチケットを購入することにしました。出発時間と座席の等級を聞かれたので、10時45分の2等クラスを購入。2等クラスはエンジンの真上なのでかなりの騒音になりますが、慣れれば熟睡できるようになる…はずです。
チケットを無事入手できたので、出国ゲートへ向かいましたが、出発までにはまだ時間があります。中港城の建物の向かい側の「糖朝(The Sweet Dynasty)」本店でお茶でもしようと店を覗いて見たところ、相変わらずの混雑振り。諦めて中港城の3階にある、編集長絶賛のマンゴーデザートチェーン「許留山(Hai Lao Shan)」で一休みすることにしました。

香港人気NO.1のデザートレストラン。お粥や龍麺などの軽食も食べられます。

香港のフルーツデザートチェーン店。マンゴーデザートのメニューがたくさんあります。
待つこと数十分、出船の時刻も近づいてきたので出国審査に向かうことにしました。チケットを提示してゲートをくぐると、その先は空港等でお馴染みの出国審査ホールになっています。係官にパスポートを提示し、出国審査は無事完了。待合室の電光掲示板を確認すると、まだ乗船は始まっていない様子です。免税店を物色していると乗船開始のアナウンス(英語、標準語、広東語)が流れたので、桟橋へ向かうことにしました。桟橋の番号は電光掲示板にも表示されていますので、アナウンスを聞き逃した場合は手元のチケットの船名(順徳号、順水号など)から番号を探してみてください。
桟橋に到着してみると、既に乗船が開始していたので、他の乗客と一緒に船に乗り込こむことに。VIP室と1等クラスのチケットを購入した場合は、階段をのぼって2階へ進みます。勿論今回は2階へいくことはできません…
チケットに席番号が書かれていますが、満員でもない限り好きな席に座って良いようです。進行方向左舷に座ると、香港島の高層ビル群を一望することができますのでお勧めです。今回は左舷最前列(エンジンからも遠くてGOOD)がキープできました。エンジンの試運転が始まったらまもなく出航です。特に乗船人数を確認している様子はないので、乗り遅れないように気をつけてください。船の中には売店、トイレ(あまり清潔ではありません)があり、飲み物や食べ物を購入することができます。途中で乗務員が中国の入境カードと健康状態申請カードを配ってくれるので、忘れずに貰っておきましょう。万が一貰い忘れても、後で順徳港でも入手できます。
フェリーに揺られること(途中で海から川に入るので、後半はそれほど揺れません)約2時間(爆睡していた筆者の体感時間は20分) 、順徳港に到着です。桟橋から建物へ入ると、まず健康申請カードを提出する検疫カウンターがあります。健康に異常がない場合は、日付とパスポート番号、滞在先等を記入の上、最後の欄に署名をして提出をします。滞在先の欄は中国の携帯電話番号でも良いようです。筆者はいつも携帯電話番号のみを記入しています。検疫カウンターを通過すると、入国審査です。基本的には空港と同じです。入国審査を通過すると税関がありますが、特に申請するものがなければそのまま直進でOK。大きな荷物を持っている場合は、エックス線検査機に通すように指示されることもあります。
税関を抜けた先には、ホテルの送迎カウンターがあります。Marriott Hotelグループの新世界万怡酒店(xin1 shi4 jie4 wan4 yi2 jiu3 dian4)へはここから無料シャトルバスがでていますので、カウンターにいるボーイ服姿のスタッフに声をかけてください。特に出迎えを手配していない場合は、そのまま左へ進み、建物の外に並んでいる順徳タクシーに声をかけることになります。順徳港から新世界万怡酒店へは、車で25分ほどかかりますので、忘れずにトイレを済ませておきましょう。トイレは、税関を抜けた先のエントランスホール内にあります。
当然筆者はホテルに泊まるわけではないので、タクシーを捕まえることにしました。客引きをしているタクシーは基本的に長距離用で値段交渉が必要なので、普通にメーターで乗ることにしました。尚、新世界万怡酒店までの通常料金は35人民元前後です。
最後に、今回の宿泊・移動費用の合計は約790人民元でした。
第2話 香港国際空港~深圳~順徳
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